2012-01-01から1年間の記事一覧
アメリカの3人組のユニット。2012年2枚目。結構お気に入り 2曲目『Adrenochrome』の、シンセによる無機質、無感情なリズムの反復 + ジャーマンクラウト感漂うサイケで情熱的なギターという組み合わせが、個人的にはなじみのなかった事もあり、初めて聴いたと…
Ruinsと想い出波止場のコラボ企画の2003年2枚目。カバーがPink floyd『原子心母』のパロディだったりとプログレ色が強め。即興と実験音楽の集合体で、ドラムが硬くてハードコアっぽくなった想い出波止場という印象。悪ふざけしてるような軽いノリがあるかと…
アメリカの4人組のロックバンド。2012年1枚目。 暗いGang gang danceみたいな感じだと思った。輪郭のぼんやりした音と、中性的でささやくように歌うボーカルによる、微妙に暗くて甘い雰囲気のとってもサイケデリックなアルバム。要所でミニマルなフレーズや…
Supercar(未聴)、Number girl関係の日本のバンドの2012年2枚目。初回限定でジャケ違い+DVD付有りだけど自分が買ったのは通常版。Supercarを土台とした男女のボーカルの使い分けと心地よいシンセ音を特徴としたロック。前作『New!』よりもアンビエント、ポス…
日本の2人組のロックバンド。2012年1枚目。全部インスト。個人的にはかなり気に入ったアルバム。 変拍子多用したマスロック寄りの曲調が中心で、軽快でリズミカルなアルバム。硬くて無機質な音作りをしていて、全体的にストイックな印象を受ける。最近のLite…
イタリアの6人組のプログレバンド。1972年1枚目。編成的にはツインキーボードが特徴的。 如何にもイタロって感じの暑苦しくて重量感のあるシンフォ系プログレ。実質オープニングの2曲目と20分弱の大曲の6曲目の印象が強いのためか、不気味な前衛さと直線的な…
ノルウェーのロックバンドの2012年の2枚組アルバム。キーボード奏者との連盟で、Motorpsycho & Stale Storlokkenが正式な名義。重厚長大でプログレ、サイケ色がとても強い作風。管弦を多用していてシンフォ、ジャズっぽさが強くなりつつも、前作『Heavy metal…
Five quartz(未聴)の別名義のBibliaの別名義の日本のプロジェクト。2012年1枚目。mouse on the keys(未聴)の関係者等のゲストが多数参加し、女声ボーカル入りの曲が大半を占め、ポストロック色が強くなっていて、Bibliaとはコンセプトが違うのは感じ取れる。…
和太鼓ブレイクビーツバンドというよくわからん区分の日本のバンド。2008年1枚目。 一言でいえば和太鼓版Tabla beat scienceな趣で、冒頭のハッタリ文句通りな印象。高速BPMなパーカッションを主役にした民族音楽もどきに、シンセ、ダブ、ロックあたりの要素…
イギリスの3人組のカンタベリー系プログレバンドの1970年1枚目。以降の作品に比べるとボーカル曲が多めな印象。キーボードよりはオルガンって感じの音を中心にメロディ希薄でリズム面を強調させたような曲調を基本としている印象。また、バッハから引用して…
アメリカのエレクトロニカ系のジャムバンド。2004年、スタジオ盤としては1枚目。インスト。 ハウス、クラブ系っぽい感じの軽くて平面的なリズムに、シンセとギターソロが乗っかる感じ。反復はくどくならない程度に抑えられていて、ミニマルなトリップ感は薄…
10万越えのネタイヤホン。ストレスに端を発した衝動買い。ハイブリット型という面白そうなものに飛びついただけで、全く期待はしていなかった。いざ使ってみると、費用対効果は別として、満足度が非常に高かったのが嬉しい誤算。 個人的に大きかったのは、手…
アメリカのポストロック、ニカよりのジャムバンド。2009年3枚目ぐらい。インスト。 電子音を多用した無機質、無感情な音色による、フレーズの繰り返しが多めのミニマルな展開が基本。ジャムバンドのクラスタで扱われることが多いが、スタジオ盤の中身は典型…
アメリカのトロニカ系のジャムバンド。2010年、スタジオ盤としては3〜5枚目ぐらいだと思うが良くわからない。 キーボード、打ち込みを大きく取り入れたロック。これまでのアルバムに比べるとはっちゃけた曲と落ち着いた曲との落差が大きい印象を受ける。前半…
イギリスの4人組のプログレバンドの2007年9枚目ぐらい。コンセプトアルバムらしい。サイケ、プログレメタル色が強めの重くて暗黒な感じのプログレで、前作『Dead wing』から大きな方針変換はされてない模様。ただ今作ではあまり外側に発散することなく、終始…
日本の3人組のロックバンドの2012年15枚目ぐらい。ノスタルジックなメロディと、エモーショナルな轟音および絶叫の組み合わせ。音自体は暗めの荒々しい轟音主体で攻撃性が強いのに、感謝だの応援だの、甘い轟音でネオシューゲっぽくしたくなりそうなテーマ設…
アメリカの3人組のポストメタルバンドの2011年4枚目。基本インスト。基本的には分厚くて暴力的なギターが主張した攻撃的なインストロック。溜めは少なく大体爆発してることもあって轟音要素がやや多い印象を受けるものの、曲毎にそれぞれ違った要素を取り入…
アメリカの女性SSW。2012年2枚目。ポストクラシカル入ったmumってのが第一印象。mumあまり聴いてないけど。 女声ボーカルを中心に据えたニカで、アンビエントや室内楽、曲によってはニューエイジあたりの要素が見受けられる、けだるくて退廃的な音楽。また、…
イギリスのプログレバンドの1974年3枚目。メンバー3人とKing crimsonのアルバムの中でも編成が最もコンパクト。でもゲストは結構参加してるようで楽器は多彩なので、人数面に関しては特に変わった印象は受けなかったりする。メタルへの接近と終始退廃的で虚…
アメリカの4人組の轟音系ポストロックバンド。2005年3枚目。インスト。 透明感があって抒情的なアルペジオと突然の轟音、キラキラとした電子音と、それっぽい要素が詰まった王道的なポストロックといった印象。キャッチーで、かなり聴きやすい部類に入ると思…
日本のトラックメーカーで、Five quartz(未聴)が名義を変更したものらしい。2012年1st。 アブストラクトっぽいビートと、キラキラしたフレーズを組み合わせた曲調が基本。自分が邦楽に持っている偏見もあってか、幾分ウェットでメロディの要素が強いように感…
ダブステップ関係のプロデューサーらしい。2011年1枚目。Amazon推奨でジャケがとても気に入ったので購入。中身もかなり好き。ソウル、R&B風味のボーカルが入ったとてもポップな曲が多く、James Blake(未聴)あたりと比較されていそう。曲にもよるが、どちらか…
フランスのジャズロック系のプログレバンド。1971年2枚目。 Zao組と合流していた時期のアルバムらしく、ジャズっぽい要素が強い印象。また、全3曲と曲の肥大化の兆候がはっきり見てとれる。1曲目は以降の重量感のある反復や儀式めいた不気味さ、強く主張する…
Moritz Von Oswaldさんを中心とした3人組のミニマルテクノ系ユニットの2012年4枚目。硬質なリズムと、エコーやリバーブを多用したエフェクトの組み合わせによる薄暗い曲調を基本としたダブステップよりのアルバム。他は1stしか知らないけど根本的な部分に大…
インディロック色の強いラップ。2011年4枚目。個人的にはかなり当たりだった。 前作『Pomegranate』はwhy?路線の開放的で力の抜けた感じのキラキラしたアルバムだったが、大分傾向が変わっている。どちらかというと暗くシリアスで、激情をぶつけるようなラッ…
日本の4人組のインストバンド。2012年フルアルバムとしては1枚目らしい。わりと好みだった。 チップチューンやテクノポップみたいなキラキラと安っぽいシンセが印象に残る、ダンサンブルなインストロック。個人的にはThe new dealやThe disco biscuitsあたり…
スウェーデンの4人組のプログレバンドの1993年1枚目。King crimsonのフォロワー扱いされる通りの内容。『太陽と戦慄』期のKing crimsonっぽい暴力的なプログレを軸に、音を90年代へヴィロックな黒くて重量感のあるものに更新した感じ。また、メロトロンを多…
ニュージーランドの女性シンガー。2011年1枚目。Wikipedia見ると色んなバージョンがあって、自分のはUS editionでオリジナルとは収録曲が結構違う模様。 たぶんR&B(ろくに聴いてない)とかソウル(ちゃんと聴いたことない)とかを取り込んだ、あくまでボー…
日本のインストバンド。2011年3枚目。期待値を大きく超えていて、嬉しい誤算だったアルバム。 前作までの流れとは結構変わっており、シンセが入ってマスからポストロック路線に転向。変拍子、ポリリズムを多用した技術志向の強さを残しつつ、シンセによって…
アメリカの4人組のロックバンドの2012年1枚目。The booksの人が中心となっているらしい。好みドンピシャな当たりのアルバムだった。サンプリングやサウンドコラージュを取り入れたポストロック、インディーロック系の音。基本的な方向性はThe booksと同じだ…