2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Fetch / Moritz Von Oswald Trio

Moritz Von Oswaldさんを中心とした3人組のミニマルテクノ系ユニットの2012年4枚目。硬質なリズムと、エコーやリバーブを多用したエフェクトの組み合わせによる薄暗い曲調を基本としたダブステップよりのアルバム。他は1stしか知らないけど根本的な部分に大…

This is our science / Astronautalis

インディロック色の強いラップ。2011年4枚目。個人的にはかなり当たりだった。 前作『Pomegranate』はwhy?路線の開放的で力の抜けた感じのキラキラしたアルバムだったが、大分傾向が変わっている。どちらかというと暗くシリアスで、激情をぶつけるようなラッ…

Punch games / Sawagi

日本の4人組のインストバンド。2012年フルアルバムとしては1枚目らしい。わりと好みだった。 チップチューンやテクノポップみたいなキラキラと安っぽいシンセが印象に残る、ダンサンブルなインストロック。個人的にはThe new dealやThe disco biscuitsあたり…

Vemod / Anekdoten

スウェーデンの4人組のプログレバンドの1993年1枚目。King crimsonのフォロワー扱いされる通りの内容。『太陽と戦慄』期のKing crimsonっぽい暴力的なプログレを軸に、音を90年代へヴィロックな黒くて重量感のあるものに更新した感じ。また、メロトロンを多…

Vows / Kimbra

ニュージーランドの女性シンガー。2011年1枚目。Wikipedia見ると色んなバージョンがあって、自分のはUS editionでオリジナルとは収録曲が結構違う模様。 たぶんR&B(ろくに聴いてない)とかソウル(ちゃんと聴いたことない)とかを取り込んだ、あくまでボー…

For all the innocence / Lite

日本のインストバンド。2011年3枚目。期待値を大きく超えていて、嬉しい誤算だったアルバム。 前作までの流れとは結構変わっており、シンセが入ってマスからポストロック路線に転向。変拍子、ポリリズムを多用した技術志向の強さを残しつつ、シンセによって…

Zammuto / Zammuto

アメリカの4人組のロックバンドの2012年1枚目。The booksの人が中心となっているらしい。好みドンピシャな当たりのアルバムだった。サンプリングやサウンドコラージュを取り入れたポストロック、インディーロック系の音。基本的な方向性はThe booksと同じだ…