2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Anthem of the moon / Oneida

アメリカの5人組ぐらいのロックバンドの2001年たぶん4枚目。クラウトロックからの影響が大きいように感じられるビートと反復感の強いロックでそこそこけだるくサイケデリック。個人的にはCanにパンクの要素を足したような印象で、力強さを感じつつも妙な脱力…

The legend of the black shawarma / Infected mushroom

イスラエルのサイトランスのユニット。2009年7枚目ぐらい。どんどんとメタルを取り入れていって今作ではついに比重が逆転してしまったような印象。 電子音と多用したメタルといった感じで、いかにもなギターが前面に出てきた一方、電子音の主張はこれまでに…

妄想天国 / Mamadrive

日本の3人組のロックバンド。2012年2枚目のミニアルバム。結構好き。 鋭さを主張した変拍子なフレーズと叫び気味のキンキンした女声ボーカルの組み合わせによる、飛び道具満載というか、空中戦というか、なんかそんな感じのロック。ざっくりとした印象として…

Chocolate kings / Premiata forneria marconi

イタリアのプログレバンド。1975年5枚目ぐらい。ボーカルの人が変わってGenesisっぽい声になった。 どちらかというと抒情的な印象の強いバンドなんだけど、本作に限ってはドライで力強いテクニカルなアルバムという印象を受ける。アメリカ受けを強く意識した…

Blue building blocks / How to count one to ten

日本の5人組のポストロックバンド。2012年2枚目のEP。ほとんどインスト。結構好きなアルバム。 抒情系のポストロックとマスロックのいいとこ取りを狙ったような印象。透過性の高いギターフレーズ反復によるミニマルな心地よさ、かったるさを感じる一方、フレ…

Waking season / Caspian

アメリカの5人組の轟音ポストロックバンド。2012年3枚目。 ゆったりしたテンポを基調に、静かな曲調から徐々に轟音へと転回していく形式のよくある轟音ポストロック。前作『Tertia』は爆発してる動のパートの印象が強かったんだけど、本作は静かな部分がわり…

Train of thought / Dream theater

アメリカの5人組のプログレメタルバンド。2003年7枚目ぐらい。Metallica(未聴)のオマージュもあるらしい。 ジャケットから受ける印象通りの、ダークで重たい感じで統一されている技術志向が極端に高いプログレ。ただ、曲調が二転三転するような突飛さが少…

Caution radiation area / Area

イタリアのプログレバンドの1974年2枚目。ホーン隊が抜けた編成的な面も含めて前作『Arbeit macht frei』からかなり印象が変わった。基本はテンションの高いジャズ系のプログレで、Areaの作品の中でもボーカルの影が薄くインスト中心。また、シンセの使い方…

Piramida / Efterklang

デンマークの3人組のポストロックバンドの2012年4枚目。大所帯だったはずだったけどガツッと人数減っちゃったみたい。パーカッションというか打楽器的な音をメインに据えつつ、基本ゆったりとした暗めの曲調。時々ホーンを中心としたオケもどきが顔を出して…