2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Ferndorf / Hauschka

ドイツのVolker Bertelmannってプリペアード・ピアノ奏者の変名。2008年。4枚目か5枚目。 ピアノを中心に、バイオリンやホーンなどを加えた室内楽っぽい編成でのミニマル。どちらかというとアンビエントよりの静かな曲調だが、軽快なフレーズの反復により適…

Whokill / Tune yards

Dirty projectors(未聴)の前座とかしてたらしい、Merrill Garbusというアメリカ人女性のソロプロジェクトの2011年2枚目。相当良いアルバムだと思う。民族音楽やアブストラクト等のリズミカルなビートと、たぶんファンク系になると思う叫び気味の力強い女性ボ…

Wish you were here / Pink floyd

ブログ名的に5大プログレぐらい抑えとこう、その4。ドラッグで廃人になっちゃった元バンドメンバーへ捧げたコンセプトアルバム。Pink floydだと一番好きというか、他はあまり聴いていない。 初Pink floydのアルバムで、とりあえずメインの『Shine on you cra…

Selling England by the pound / Genesis

イギリスのプログレバンドの5人揃ってた頃の作品で1973年5枚目。プログレのGenesisとしては人気のある時期で自分も『Foxtrot』と本作は特に気に入り。大仰なキーボードが目を引く幻想的かつ抒情的なシンフォサウンドでファンタジー色が非常に強い。技術面に…

Tormato / Yes

悪く言えば離脱したはずが即座に再加入する人達による、ゾンビのようなプログレバンドの1977年9枚目。メンバーに特徴のある『Relayer』と『Dorama』に挟まれた、いつものメンバーによるアルバムだけど、中身は時流を反映して変化あり。端的には大曲が消えて…

Islands / King crimson

ブログ名的に5大プログレぐらいおさえとこう、その1。Robert Frippと愉快な仲間達による4枚目。1971年。『Lizard』と『太陽と戦慄』の間に出たアルバムで、個人的にはこの3枚+『Discipline』がKing crimsonのピーク。 全体的に室内楽的な雰囲気の、とても綺…

In praise of learning / Henry cow

カンタベリー系のユニットの1975年3枚目。Slapp happyと合流し、大所帯になったのとボーカル曲が増えたこともあり、1stから結構変わった印象。2ndは未聴。1曲目を例外に、他の曲の大部分は現代音楽やフリージャズからの影響が強い即興主体のシリアスな音。唐…

Mandalaband / Mandalaband

イギリスのプログレの単発的なプロジェクトの1975年1枚目。他の音源は未聴テーマはチベット解放でも曲調がシンフォなためバンド名とジャケットは詐欺気味な印象。チベット語で歌っても日本人にはイタリア語やコバイア語と大差ない。LPの片面を組曲形式の大曲…

Ample fire within / Ascend

Sunn O)))関係のドローンなプロジェクトの1枚目。2008年。Sunn O)))より取っつきやすいという風評に踊らされてしまった。嘘ではないが、あくまで相対的な話なので、自分のようなおっかなびっくりでドゥームを嗜んでる程度では荷が重いぐらいには、とんがった…

Magic chairs / Efterklang

デンマークの大所帯ポストロックバンドの2010年3枚目。前作『Tripper』からまた一気に変わった印象。コンセプト色の強かった前作に比べると1曲1曲で完結していることもあってコンパクトになり、ぼそぼそしてた歌い方も歌劇調に一新されてわかりやすく、全体…

Tomorrow becomes you / Slow six

バイオリンx2、ギター、ローズピアノ、ドラムの変則的な編成のバンドの3枚目。完全インスト。2010年。クラ色の強いポストロック、またはポストクラシカルというクラとニカを混ぜたジャンルに属するっぽい。 アルバムの最初から最後まで暗くて悲壮感たっぷり…

IE8(Sennheiser)所感

Sennheiserのカナル型イヤホンの最上位。ダイナミック型。HD650と似たような傾向のため、・低音重視の音量バランス・角が取れて柔らかめ、太めの音質・特に低音がボワボワしている。・音場が広い・ゆったりした曲が得意で、勢いのある曲が苦手といったSennhe…

Crownsdown / Themselves

DoesoneとJelのユニットの2009年3枚目。Subtleで忙しかった関係か結構久しぶりの新譜。ゲストがたくさん参加しているようで、Subtle休止のきっかけとなっちゃった大怪我して大変なDax Piersonも参加してたりする模様。全体的に音が軽めで軽快な曲が多い。ま…