2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Hybris / Anglagard

スウェーデンのプログレバンド。1992年1枚目。 幻想的でほの暗い感じのシンフォ系をベースにメタルな重さを取り入れたプログレ。King crimsonとGenesisを混ぜたような感じというか、音をメタリックにしたGenesisみたいな印象。やたら儚くさせたがっているフ…

Gold & Green / OOIOO

日本の4人組のBoredoms関連のバンドの2000年3枚目。山をテーマにしているらしい。民族音楽的な打楽器とミニマルな反復を中心としたサイケデリックな音楽。ボーカルは結構入っているが非常に楽器的な使われ方。前作『Feather float』がカラフルで派手な即効性…

World class listening problem / Don caballero

アメリカの当時は4人組ぐらいだったマスロックバンドの2006年通算5枚目、再結成後1枚目。再結成でメンバーも一部変わっている事もあり前作までの流れは一旦リセットされている。手数の多いドラムが事実上主役となり、多用する変拍子と唐突に変化する構成を特…

Soul, Thrash, Train / BOaT

日本の5人組のロックバンド。1999年2枚目。4th『Roro』のポストロック要素はこの段階では皆無なので、ここから2年であれだけ変わるのはちょっと想像つかない。ちょっとふざけた感じのコミカルで軽快な、ごった煮感の強いロック。短めの多種多様な曲が詰め込…

L'araignee mal / Atoll

フランスの5人組ぐらいのプログレバンドの1975年2枚目。 前半と後半で結構温度差があり、前半はジャズやフュージョンからの影響を受けた、技術志向が強く即興的なソロパートを繋いでいく構成と、攻撃的なバイオリンを擁した編成を特徴としたインストが中心。…

Weather systems / Anathema

イギリスの6人組のメタルバンドの2012年9枚目ぐらい。元はゴシックで今はプログレメタル寄りらしい。参考にしてるサイト(複数)でやたらと評判が良かった事もあるが、なによりジャケットに惹かれた。ストリングスの導入率が高く、曲が地続きでコンセプト色の…

Black mutant / Skillkills

日本の4人組のヒップホップのバンドの2012年2枚目。かなり好きかも。音は結構違うんだけど、向いている方向は54-71に近いというのが個人的な印象。変拍子を多用した音数絞り気味の引き算なリズム隊に、ポエトリーリーディング気味に詰め込んだ足し算なラップ…

Destruction of small ideas / 65daysofstatic

イギリスの4人組のポストロックバンドの2007年3枚目、基本インスト。静と動の対比を繰り返すMogwai路線が基本。特徴的なのはグリッチな打ち込みを多用する点と、テンポ面での緩急も強烈でカタルシスと同等以上に疾走感が出ていること。ただ、前作『One time …