2019-01-01から1年間の記事一覧

VA 『We out here』

イギリスの、特にロンドン周辺の若手を主体としたモダンジャズのコンピレーションアルバムらしい。2018年発売。正直ジャズに関しては定番所をすっとばしてMammal handsから突入を試みている身なのもあってか、私にとってのこんな感じのジャズが好きというイ…

uchuu 『2069』

日本の4人組のロックバンドの2018年フルアルバムとしては2枚目で発売したと思ったらそのままなし崩し的に解散、uchuuの最後のアルバムとなる。シンセ、クラブミュージック要素が強く出しつつパワーポップ調のメロディを伴ったデジタルロックという印象。正直…

Magma 『Zess』

フランスのプログレバンドの2019年の久しぶりの新作。但し過去にライブ音源しかなかった30分超の大曲をキッチリ仕上げただけという『K.A.』と同じような作品で、いよいよ全く新規の曲は作らないのかなと思うと一抹の寂しさを覚える。内容的には非常に反復が…

jizue 『Gallery』

日本の4人組のインストバンドの2019年8枚目ぐらい。メンバー4人が2曲ずつプロデュースをするというこれまでの作品とは異なったアプローチをしていて、結果的に恒例となっていたゲスト参加のボーカル曲が消えて完全インストアルバムとなっている。まあ、ジャ…

tycho 『Weather』

アメリカのScott Hansenという人主導のプロジェクトの2019年5枚目。最初はいつも通りの疾走感のありつつどこかモコモコしたドラムと澄んだ感じの綺麗なシンセやギター のインストでいつものTychoかで安心と思ったら、女性ボーカルが控えめに挿入されておやっ…

sora tob sakana 『World fragment tour』

日本の4人組のポストロック系アイドルユニットの2019年2枚目。4人から3人になるようだが、裏方にハイスイノナサや今回だとjyochoの名前が出てるから追ってるのでフロントマンはわりとどうでもいい。ごめんね。で、今作なんだけど好きな曲もあるがアルバム単…

Alfa mist 『Antiphon』

イギリスの元トラックメイカーで現プデューサ(たぶん)の人の2017年2枚目ぐらい。ジャズ自体詳しくないというか定番や王道的なのをろくに聴いていないのでよくわかんなけどカッコいい。Gogo penguinとかみたいなドラムの手数が多くて反復あるいはソロが多くて…

Lite 『Multiple』

日本の4人組のインストロックバンドの2019年6枚目。個人的には『For all the innocence』ぶりにアルバム単位でガッツリ来てるなと感じる作品で嬉しい嬉しい。全体的にマスロック色が強くこれまで以上にテクニカルな要素が前面に出ている印象。また、アルバム…

American football (LP3) / American football

アメリカの4人組のエモ、ポストロック系のグループの2019年3枚目。継続的・精力的に活動していることもあり自分の中では初来日や2ndが出た時ほどの熱量は無くなっているかと思ったが、大好きなグループなこともあり、いざ聴いてみるとガッツリと感情に訴えか…