2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Vaccine / Younger brother

アンビエントサイケのユニットの新作。3枚目。Simon Posfordがらみで一番好きなので、継続して活動してくれるのが本当に嬉しい。何の気なしにメンバーを調べるとDisco biscuits、Brothers past、Benevento Russo duoとジャムバンド方面のちょっとしたオール…

The kindness of strangers / Spock's beard

アメリカのプログレ。3枚目。1998年。 90年代っぽいわかりやすくキャッチーなアメリカン・ロックが土台にあり、ボーカルの比重が高くメロディもキャッチーで聴きやすい印象。そこにプログレっぽさが混ざり込むわけで、Genesisな部分も結構多いんだけど、それ…

Everywhere, and right here / The six parts seven

4人組。ポストロック。4枚目。インスト。ジャケのイメージと中身の剥離が結構大きい。 American footballからボーカル抜いてミニマルな要素を強くした感じで、透明感のあるギターのフレーズを重ねたノスタルジックで穏やかな曲が基本。Tristezaほど音を詰め…

Long distance calling / Long distance calling

ドイツのポストメタル(?)バンドのたぶん3枚目。基本インスト。 轟音ポストロックをメタルの音でやったらこんな風になりましたって感じの曲調が全体の半分程度。残りはメタルだったりプログレメタルだったりポストロックだったり。煌びやかな多幸感と浮遊感…

Black rainbow / Aucan

いつの間にか発売されていた新作。アルバムとしては2枚目。 EPでの変化を推し進めていった印象。1stのBattles的なマスロック要素は完全に鳴りを潜め、たまに凝る程度の比較的シンプルなリズムによる退廃的で冷たいシンセサウンドが主体の電子音楽となる。Scu…

Still life with peripheral grey / olo

OOIOOのパチモンみたいなバンド名の1st。たぶんこれ一枚で解散。ポストロック。 Special othersをウェットにした感じというか、American footballやSix parts seven系列のアルペジオを中心としたポストロックと、即興的でジャズっぽく柔らかな音色のシカゴ音…

Feather flout / OOIOO

Boredoms関係のアヴァンギャルドなガールズバンドの1999年2枚目。自分が反復系の音が好きってのもあって、以降の2枚に比べるとアヴァンな要素が少なくダンスミュージック、バンドサウンドが前面に出てい本作が一番とっつきやすく好みでもあった。1stと最近の…

Vietato Ai Minori Di 18 Anni? / Jumbo

イタリアのプログレバンドの3枚目で最終作。1973年の作品。最初はブルースだったらしいけど本作は完全にプログレ。 強烈なダミ声にびっくりしつつも、OssannaやMuseo rosenbachみたいに重量感有り暑苦しさ有りのイタロらしいシンフォでなかなかキャッチーな…

Carbonferous / Zu

イタリアのベース、ドラム、アルトサックスの三人組の2009年作品。大体インスト。ハードコア〜アヴァンギャルドなイメージだったけど今作はマスロック〜プログレに近いと思う。 これまでは即興主体でテンポが速く、Ruinsのごとくめまぐるしい展開が連続する…

Icomos / The world heritage

吉田達也、ナスノミツル、鬼怒無月、勝井祐二、山本精一という、是巨人にRovoの一部メンバーが合流した感じの面子によるセッションの2枚目。実際はRovo組が交代で休憩して、5人が完全に揃うのは一部の曲に限る模様。 インプロ要素の強い是巨人。バイオリンが…