Weather report / People in the box
日本の3人組のロックバンドの2013年フルアルバムとして4枚目。最近ご無沙汰で手持ちだとこれが最新。全21曲70分だが1トラックのみという実質組曲のような構成をしていて、コンセプト色の強いのはわかるし、字面のインパクトもあるんだけど、消費者にとっては正直不便なだけなんだよな。内容的には大人しいロックで、一見キャッチーなようでいて要所で外してきて妙に捻くれるPeople in the box作品の中でも、かなりとっつきずらい部類で攻めている印象を受ける。
tres / Mouse on the keys
日本の3人組のポストロック系のグループの2018年フルアルバムとしては3枚目。ピアノ2ドラム1の変則的な編成で基本インスト。でも今作はゲスト多めで曲によってボーカルやギター、ホーンが入ったりで音の種類的な寂しさは感じない。一部疾走感のあるテクニカルな楽曲もあるが全体的に静かな印象が強く、ここ最近の流行りと感じているソウル周辺の影響を受けているような印象。ぶっちゃけMouse on the keysまともに聴き始めたの最近なので、前作ミニアルバムの『Out of body』も含めて想像してたより大人しいというか静謐な印象を受けて驚いている。