Melodica / haruka nakamura
日本のたぶんアコースティック、エレクトロニカ系の人の2013年3枚目。Nujabesが制作に結構関わっているらしく、基本的にはそれと関連付けて語られるアルバム。かくいう自分もNujabesの名前を見て手に取った。内容的にもNujabesをニカ側に寄せた印象で、アコギ、ピアノにヒップホップ的なビート感と要所でのラップを混ぜた作風で、終始メロウで抒情的な雰囲気に支配されている。ただ、良くも悪くもNujabesの色が強く出ているようでharuka nakamura単体の作品としてみるとやや異色作らしいが、他のアルバムは未聴なのでよくわからん。身も蓋もないけどNujabesの方が好きです、ぶっちゃけ。これもかなり良いとは思うけどね。
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grassroots / Jizue
日本の4人組のインストロックバンドの2017年ミニアルバムとしてはたぶん1枚目。いつも通りの安定かつ高水準な出来に年間ベストに放り込もうかと思うも、全5曲のうちカバー1曲+過去のアレンジ2曲ではさすがにボリューム不足だろと見送り。今作からメジャーになったらしいけど内容的にはジャズ、プログレあたりの要素が入ったアップテンポでテクニカルなインストロックから変化無し。というかブラス版の"rosso"に違和感があるのを除けば全体的にコンパクトにまとまってて、かつJizueとしてもキャッチーな曲が揃っていて入口として良さそう。それと"sakura"がstrings ver.も凄いけどオリジナルの方もやばいから早く1st『bookshelf』確保せねば。
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