Nevermen / Nevermen
アメリカの3人組のプロジェクトの2016年1枚目。3人というのがMike Patton(Faith no more(未聴)他)、Tunde Adebimpe(TV on the radio(未聴)他)、Doseone(Subtle他)という組み合わせで、知名度的には前者2人なんだろうけど私はDoseoneしか知りませんでした。なのでDoseone以外の二人はボーカルの量的なバランスは3人とも同じぐらいという程度しか不明。そしてDoseoneに関しては、ソロ作の『G Is For Deep』以降もSubtleが存続してたらこんな感じなんじゃないかと思うくらいにはDoseone色が強くて嬉しかった。正直ロック色が比較的強めでラップの少ないDoseone作品という感じで自分は聴いてます。
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ジパング / 水曜日のカンパネラ
日本のクラブミュージック+脱力ラップ系のユニットの2015年5枚目ぐらい。Youtubeで「桃太郎」を聴いて一度切り捨てたんだけど今作以降は良いという噂を聞いて、アルバム試しに聴いて、かなり良いアルバムだなと満足。個人的にはEDMやらJuke/Footwalkやら、たぶんFuture Bass(不勉強)あたりまで取り入れた電子音楽が主体で、ラップはそれをキャッチーでとっつきやすくするための一要素という印象。歌詞が、台風来てたり爆弾怖がったりお遍路巡回したりするだけだったりする、語感重視意味なし系と同系列なため楽器の延長線上のイメージが猶更強く、そのため適度に埋没している今作のバランスがかなり良い感じで好み。ちなみに「桃太郎」はボーカルが前に出過ぎなのが不満なんだと改めて聴いてみて思った。
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