2017年良かったアルバム
環境の変化と共にアルバムの探し方も変化。例年に無い量のアルバムを聴いて感想の更新が続いたのが仇となってお祭り感が足りない上に、単独で感想書いてるのも多くて焼き回し感が強いので、まあ適当に。
Check the shadow / Dalljub step club
juke/footwork入ったロック。期待値そこそこだったのにアルバム通して聴くと思った以上にゴキゲンで良い方向に裏切られた。
Codex XI / Shpongle
アンビエントサイケ。わりとなんでもありな作風なせいで毎回雰囲気が違うのに、Shpongleという安心感のせいで驚きは受けなくなってきてしまった。でも自分程度の聴いている量だとこれ以上はそんなに無い程度の品質を維持してるんで、Shpongle出たら大体年間ベストに入っちゃう。ちなみに今回はダブ要素が強いと思った。
War inside you / Storm of void
ストーナーよりのインストロック。重さそはこそこ、でもノイジーさは薄く輪郭クッキリ。あんまりハードなのは疲れるから個人的にこれぐらいが好みな塩梅。
Factory / 東京塩麹
ミニマルかつキャッチー。でもライブのトラウマが未だ根強く未だに聴くのを避けていたりはする。でも今年のアルバムの手持ちを見渡して、これを外してじゃあ何入れようかと考えると、良いのは一杯あるけど違うよなってぐらいには気に入っているというか、いたというか。
Moh lhean / why?
ヒップホップ要素の入ったインディロック。2017年の新譜の中で特別に思い入れのあるアルバム。内容自体が新境地に達したっぽくて嬉しかったのと、来日公演でアルコールの助勢によりライブで初めて涙ボロボロしたのでダブルパンチを受けて、前からそれなりに好きだったwhy?が特別なバンドの一角に繰り上がった。
【2016年以前で良かったアルバム】
Currents / Covet
2015年ポストロックよりのマスロック。マスロックはあまり激しかったり破天荒に展開するのより、これぐらいの方が好きなんです。
Cascades / High highs
ドリームポップ。あまり聴かない分野なのにガッツリもっていかれたんで、パンチ力はあると思います。パンチの効いたという形容とは真逆の方向性だけど。
Floa / mamal hands
2016年ミニマル入ったジャズ。『Shadow work』もかなり良くて、新譜側の良かったアルバムに挙げようか迷ったが、コッチの方がもっと良いと思うんでコッチ優先。
Rise of nature / Sleeping forest
アンビエントサイケ。これ系はShpongle以外アンビエントに寄り過ぎたりサイトランス主体だったりで地雷原なので攻めるのが難しい。でもコレやCeltic crossのように稀にドンピシャで琴線に触れるのがあるから、突っつくのを止められないのが困りもの。
Come to mexico / Totorro
ゴキゲンなポストロック。抒情性なんて刺身のつま程度で十分だよってぐらいゴキゲン、でもポストロックしててたまりません。でもYouTube調べでは『Home alone』の方がもっと凄いんで、そっちも欲しい。
Epoch / tycho
ポストロック。ニカかもしれんけどここまでバンドサウンド重視になったらもうポストロックでしょ。2016年時点ではデジタルデータでの販売しか無かったので、存在は知りつつもCD出るまで我慢した影響で旧作扱い。amazonはいい加減flacにしてくれませんかね。