Double rift / Crck/lcks

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日本の4人組のバンドの2018年3枚目のミニアルバム。メンバーの多くが他の活動もあるとかで短期的、あるいは断片的なプロジェクトになると思っていたんだけど、ライブとかも含めて意外と精力的に活動していて嬉しい。内容的にはいつも通りの複雑怪奇そうだけどそれを感じさせないポップス。ただ、これまでよりは難しいそうなところが難しそうに聴こえる気がするので、ある意味わかりやすくなった気がする。細かい差異は素人なんでよくわからん。

Mr finish line / Vulfpeck

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アメリカの4人組のミニマルファンク系のバンドの2017年3枚目ぐらい。ファンクは一要素としては好きだけど、それが主になっている音楽はあまり触れてこなかったこともあって新鮮かつ良いのか普通なのかよくわからん。ただ最近気になっているジャンルの一つであり、その中でこれは自分の期待しているファンク像とかなり合致するゴキゲンでノリノリな音楽を提供してくれてとっかかりにできそうに思う。一方でミニマル要素はそんなに感じなかった。

A day in the girls life / Guitarsisyo

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日本の多分ソロのプロジェクトの2018年5枚目。基本インストだが一部ゲストボーカル。最初の方の曲のいくつかの曲は電子音の要素を増やした少し前のtoeって印象で、後半になっていくとハウス的な軽めのビートと綺麗というか穏やかな感じのフレーズの印象が強くなり、[.que]とかの系統に遷移していってるなという印象。個人的には前半の方が好きなこともあって後半はちょっと印象が薄い。

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Effloresce / Covet

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アメリカの3人組のマスロック系インストバンドの2018年2枚目のミニアルバム。わりとけしからんアルバムだと思うので来日公演の期待値グングン上がってます。基本的には前作と同じタッピングと変則的なリズムを主体としつつも、マスロック的な激しい展開の変化は控えめでミニマルな反復要素が強めな、どちらかというとポストロック要素が強いように感じるアルバムな印象。前作『Currents』よりもアルバム全体での起伏が抑えられていてミニマル感が強くなったような気がする。個人的には今作の方が好き。