When the world is wide / Ykiki beat


 日本の5人組のロックバンドの2015年1枚目。最初洋楽だと思ったら日本のバンドだった。わかりやすい80年代ニューウェイブのフォロワーでとても手堅いけれど、自分はあまり聴かない方向性という印象。ただ、若手バンドでは珍しくハイレゾ音源も出してるんで後が続くように頑張ってほしいと思っている。5曲目"Forever"だけ毛色が違うわりにやたらとキャッチーで人気ありそうなので、早晩そっち方向へ路線変更しそうな気がすると思ったら解散しちゃった。

2015年良かったアルバム

American footballのライブに行けただけで今年は満足です。OPNとASIWYFAとskillkillsとmotorpsychoがまだ聴けてない。

Dust And Disquiet / Caspian
https://www.youtube.com/watch?v=Azwuqj7JnMI
 やっぱりCaspianは最高なので、来日して下さいお願いします。

To pimp a butterfly / Kendrick Lamar
https://www.youtube.com/watch?v=hRK7PVJFbS8
 長くてちょっとダレるけど、皆絶賛するのがわかる。凄い。

越冬のマーチ / mol-74
https://www.youtube.com/watch?v=kDgMehGbnsk
 新作の方はまだ聴けてない。

Beneath the Skin / Of monsters and men
 https://www.youtube.com/watch?v=_-PgPZ3F9P4
聴いていてハッピーな気分になる。

Here you / toe
https://www.youtube.com/watch?v=EnTI13Spgfw
 toeのアルバムで一番好きかもしれない。ライブ凄かった。

engawa boys pentatonic punk / neco眠る


 日本の4人組のインストのロックバンドの2008年1枚目。個人的にはneco眠るのアルバムの中で本作が一番好き。盆踊りとか祭囃子的な要素の入った賑やかで脱力感のあるダンサンブルなインストロック。要所に入ったピアニカがちょっとノスタルジックで印象的。また、中盤あたりダブの要素が強い落ち着いた曲もあって、踊るロック一辺倒で気疲れすることもなく構成的なバランスも良いと思う。ただ、それぞれの要素はあっても煽りの盆踊りmeetsダブというほど融合してる感は個人的には抱かなかった。自分が買ったのは再発版で、オリジナルとはジャケが違っていて、リマスタリングも施されている模様。

Lemon tea / Nomad


 ベルギーのヒップホップの人の2006年1枚目。フォーク要素の多く入ったヒップホップで、高めで線の細いボーカルの質感もあって全体的に緩くて弱々しく、ギャングスタラップの対極いみたいな印象のアルバム。ラップと普通に歌っているのが半々ぐらいで、全然ラップが無くて残念な事になっていた次作『Cats and babies』に比べると求めていたものに十分合致している本作の方が好き。12曲27分と曲の一つ一つが短くわりとあっさりとした印象。暗くてだるいんでこれぐらいの長さで丁度良いのかもしれない。