Forse le lucciole non si amano piu / Locanda delle fate
イタリアの7人組のシンフォ系プログレバンド。1977年1枚目というかほぼ唯一のアルバム。90年代とか今年とかに再結成してアルバム出してるけどややこしくなるからノーカウント扱い。キーボード2人、ギター2人という大所帯。
様式美際立つ幻想的なシンフォで、発売時期が最悪だった事を除けば、かなり良いアルバムだと思う。インストは基本的に抒情的な雰囲気を押し出していて、スリリングな展開は少ない印象。そんな中、2曲目で唐突に繰り出されるオッサンの情熱的な濁声が色々と台無しにするのが面白い。褒め言葉のつもりだが、ふるいにかけてるのもまた事実。
個人的にはCamelとか初期PFMの系列かなと思った。どちらもあまり聴いてないので半分以上偏見だけど。