season for reading / e;in

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日本の4人組のインストポストロックバンドの2015年たぶん1枚目。個人的にはtoeとmirrorの中間あたりに立ち位置を置いた、良くも悪くも様式化した邦楽ポストロックといった感じのアルバム。クリーントーンを基調としたギターx2を主軸に、適当にマスロック的なややこしさと抒情性をいったりきたりする一方、轟音や音響的な要素はほとんどなくわりと淡々としている印象。これ系の音はほとんどがそうなんだけど、正直これだという特徴が無くて文章こねるのが難しくてそんな好きじゃないような感じになるけど、もう少し知名度あっても良いんじゃないかと思う程度には今作は結構あたりだと思うんだけど、現実は厳しいよね。

toe

mirror

 

Codex VI / Shpongle

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イギリスの2人組のアンビエントサイケのユニットの2017年6枚目。特別に贔屓しているグループの一つなので期待値は高いが色眼鏡も濃くて、今回も凄く良いアルバムだなと思う一方でShpongleならこれぐらい当然だよなとも思ってしまう。まあ1st2ndが出会えて良かった級に凄すぎるんで早々それらを超えられても困るんだけど。内容的にはジャケットのイメージ通りで、ダブ色が強く全体的に土気色な色彩で統一しつつも、曲によってはビート感も強めで3rd並にアッパーなサイトランスっぽい要素を強く含んでいる印象。ややストイックで一本調子な印象も受けるので、コンセプトアルバムっぽい気もしなくもない。それと今年来日してたって最近知って私はとても悲しいです。

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In the right place / Wanna gonna

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日本の5人組のロックバンドの2017年ミニアルバムとして1枚目。アメリカンルーツミュージックがどうたらこうたららしいが自分はその辺ノータッチで現在に至るため、単純に70年代日本語ロックの雰囲気が強くでているという印象で、曲によっては例外もあるけれど手持ちの中ではちみつぱいとか小坂忠とかに近いかなと思った。まあこの辺少し手を出した程度で止まってるから本当はどうなのかは知らんけど。それと実際はたぶん順番が逆で、70年代日本語ロック側がルーツミュージックの影響を受けていたのかなとは思う。

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Shadow work / Mammal hands

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イギリスの3人組のたぶんジャズ系グループの2017年3枚目。安定してけしからんアルバムを出してくれて嬉しいです。知ったのは最近だけどね。サックス、ピアノ、ドラムというやや変則的な編成で、ミニマル要素をふんだんに取り入れたジャズという作風は前作『Floa』とほぼ変わらず。自分のジャズに疎い事もあって、正直前作とほとんど区別はついていないけど両者共に凄く良いアルバムなので満足感は高い。しいて挙げるなら今作は前半に溜めて後半に爆発するカタルシスの強い曲が増えた印象と、Gogo penguinみたいな手数のドラミングは前作だとあまり印象に残らなかったなというのが第一感としてはあった。まあでも、キャッチーなのは前作『Floa』の方だと思う。ちなみに1stは未聴、でもそのうち聴きたいな。

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