We were exploding anyway / 65daysofstatic


 イギリスの4人組のポストロックバンドの2010年4枚目。前作『Destruction of small ideas』までとは大きく変わったと感じる作品。ロックの要素が大きく減って全体的に電子音が支配的になったんだけど、その傾向が変化したというか、歪みと自己主張が強い音になっていて、EDMとかエレクトロとかに寄せている印象。時期的にもブロステップ黎明期あたりなんで、クラブミュージックの流行り廃りに乗ってきたんだろうか。テンポが速くそこそこ勢いのある曲も多く、アルバム全体を通してわかりやすくキャッチーな作りで通している印象で、実際聴きやすいから個人的には結構好きなアルバム。