イタリアの5人組のジャズロック系プログレバンドの1975年3枚目。個人的にAreaはこれと6枚目『1978 gli dei ...』の2枚を抑えておけば他はまあ、聴かなくてもいいんじゃないかと思う程度にはけしからんアルバム。Mahavishnu orchestra系の手数多めのテクニカルなジャズロックと、西アジア風な民族音楽要素を足したやたらとテンションの高いアルバム。ホーン主体の1stから実験要素の濃かった2ndを経て、それらの残滓を残しつつポピュラーな要素をグッと増やして聴きやすくなった印象で、自分の中のAreaのイメージはこれになる。