2015年良かったアルバム

備忘録の加筆の終着。2015年だけ新作のみとなってるが、どの旧作を2015年に買ったかわからなくなった模様。実店舗への依存度が高かったので引っ越してリセットされたのが痛くて、例年以上に感度低かったと思う。

 

Dust And Disquiet / Caspian

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轟音系のポストロック。安定と信頼のCaspianブランドかと思いきや、ダークでハードな部分が出てきて新境地に達した感がある。でも相変わらず沸点低くて騒がしくてとてもわかりやすいアルバムで、ダークなCaspianもたまりませんなと音量をチビチビ上げてれば、いつの間にか凄い音量になっててあら大変。それとライブ最高でした。

 

To pimp a butterfly / Kendrick Lamar

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2016年でいうChance the rapperやFrank Oceanのようにネットでやたらと目についた、ヒップホップ界隈で有名っぽい人。凄いアルバムだとは思うけど、通して聴くにはちょっとだれる。どちらかというとマッチョなヒップホップは未だに好きになりきれないという聴き手側の問題。

 

越冬のマーチ / mol-74

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日本のロックバンド。2015年に2枚も出したから大人しくしてるだろうと思ってたら2016年にも新譜出してるとか多作ですねと嬉しい悲鳴。買いたいけどお金がない。『まるで幻の月をみていたような』も嫌いじゃないけど選ぶならこっちになる。基本かったるい系だけど、透き通った特徴的な声とこっち系にしては輪郭のはっきりした音作りと、意外とエモーショナルな曲構成が印象的。それとライブ最高でした。

 

Beneath the Skin / Of monsters and men

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アイスランドのバンドで個人的にはEfterklang系と分類。こっちの方が有名だけど。男女混成のボーカルで、Efterklangのようなオケ要素が無い代わりに、ヨーロッパ系の民族音楽要素を取り入れたなんか華やかで多幸感のあるアッパーなアルバム。前作はもっと華やかだけどちょっとやり過ぎていて、個人的にはこっちの方が好き。

 

Here you / toe

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日本の代表的なポストロックバンドの安心と信頼というわけでもない最新作。なぜなら本作が個人的なtoeで一番のアルバムで、過去作より頭一つ抜けてるから。ゲストがたくさん参加してたり、これまでに比べれば音数を絞ってシンプルになって地味になったきらいがあるが、通して聴いた時に一番満足感がある。それとライブ最高でした。