God is good / Om


 アメリカの2人組のドゥームメタルのグループの2009年4枚目。前作からメンバーが一人変わっているらしい。手持ちが1stから飛んでコレになるってのもあるけれど、それを差し引いてなお変化は大きいと思う。暗くストイックな反復と無感情なボーカルといった要素を残しつつも、ディストーションを効かせたベースがおとなしくなり、シタールなどの楽器も取り入れて仏教的な宗教臭さが色濃くなった印象。Grailsみないな方向性になったという思ったら新メンバーがGrailsの人だった。20分強のメインの大曲が一つと、その他の細かい小曲集というなんだけど、後半の小曲は若干とっちらかった印象を受ける。