Tokyomelancholy / シナリオアート


 日本の3人組のロックバンドの2014年2枚目ぐらい。個人的には前作『Night walking』の方が好きかな。物語調の歌詞と男女のツインボーカルと、バンドサウンドにこだわらず色々な音を詰め込んでカラフルな曲調という基本的な要素は変わらず。ただ、詞のボリュームが増えたというか、前作に比べると早口でまくしたてている感じがして初期のBump of chicken(最近は知らん)みないになっているように感じた。歌詞を詰め込むと意味より語感の比重が上がると思うんで、あまり良い傾向ではない気がする。前作よりダイナミックレンジが広がっている印象もあり、最後の曲なんかはもろなんだけど轟音の要素が増えている気がする。