Boris / Yezda urfa


 アメリカの5人組ぐらいのプログレバンド。1975年1枚目。YesとGentle giantっぽいという煽り文句に惹かれるも、個人的にはどちらの要素もそんなに感じなかった。じゃあハズレかっていうと全然そんな事はなく、むしろかなりの当たりだった。

 個人的にはイタロあるいはColosseumの雰囲気をベースにトラッドっぽさを少し足したような感じだと思った。手数が多く主張が激しい直線的なドラムに、めまぐるしくかつ唐突に変遷していく構成、壮大というよりは情熱的な感じで終始高いテンションが暑苦しく、全体的にドタバタとした印象を受ける。一方で、抒情的というかリリカルな要素も結構含まれていて、その辺はイギリスのプログレっぽいと思った。

 アメリカ産というのがにわかに信じがたい。

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 http://www.youtube.com/watch?v=IX6iewSNq2E