Boris / Yezda urfa
アメリカの5人組ぐらいのプログレバンド。1975年1枚目。YesとGentle giantっぽいという煽り文句に惹かれるも、個人的にはどちらの要素もそんなに感じなかった。じゃあハズレかっていうと全然そんな事はなく、むしろかなりの当たりだった。
個人的にはイタロあるいはColosseumの雰囲気をベースにトラッドっぽさを少し足したような感じだと思った。手数が多く主張が激しい直線的なドラムに、めまぐるしくかつ唐突に変遷していく構成、壮大というよりは情熱的な感じで終始高いテンションが暑苦しく、全体的にドタバタとした印象を受ける。一方で、抒情的というかリリカルな要素も結構含まれていて、その辺はイギリスのプログレっぽいと思った。
アメリカ産というのがにわかに信じがたい。