Retropolis / The flower kings


 スウェーデンの5人組ぐらいのプログレバンド。1996年2枚目。たぶんコンセプトアルバム。

 北欧っぽい透明感と、様式美ともいえる幻想的で壮大なシンフォサウンドを特徴としたいかにもプログレ然としたアルバム。テーマの都合かハードなギターを中心とした攻撃的な要素を残しつつも全体的には幻想的、抒情的な印象が強く出ていて、The flower kingsの作品の中では比較的地味な印象を受ける。

 4曲目『There is more ...』のように明るく開放的な曲調もあるものの、意外と暗く不気味な雰囲気が支配的で、退廃的というかそんな雰囲気が良く出ていると思う。

 手持ちのThe flower kings作品の中では一番良く聴くアルバム。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=SQKiyvEoxh4