Dimensionaut / Sound of contact


 イギリスの3人組のプログレバンドの2013年1枚目。ジャケから苦手な音を想起して普段なら避けるんだけど、Phil Collinsの息子がメンバーという撒き餌に全力で飛びついてしまう。普通に好みな感じだったので嬉しい誤算。派手なインストよりも歌とメロディを重視した明るくキャッチーなプログレで、個人的にはSpock's beardの系統のように感じる。ポストロック要素を結構突っ込んでいるようで、キーボードがキラキラしてたり澄んでたりいかにもな轟音ギターを取り入れていたりしているのが2000年以降だなという印象。Genesisは初期以外ほとんど聴いていないためどの程度似ている、意識されているのかは不明だが、声質が似ているので否が応でもGenesisを連想してしまう。