The death defying unicorn / Motorpsycho


 ノルウェーのロックバンドの2012年の2枚組アルバム。キーボード奏者との連盟で、Motorpsycho & Stale Storlokkenが正式な名義。重厚長大プログレ、サイケ色がとても強い作風。管弦を多用していてシンフォ、ジャズっぽさが強くなりつつも、前作『Heavy metal fruit』の延長線上にある粘度と熱量の大きな高密度なロック。Disc1は動のパートが大きく攻撃的で、Disc2は静のパートが大きく不気味な印象。ただ、対比をはっきりさせる意図ではなく、80分の大曲を適当な箇所でぶった切っただけって気がする。ダイナミックに作り過ぎてる感じで正直ちょっとかったるい。