叙景ゼロ番地 / eastern youth


 日本の3人組のロックバンドの2012年15枚目ぐらい。ノスタルジックなメロディと、エモーショナルな轟音および絶叫の組み合わせ。音自体は暗めの荒々しい轟音主体で攻撃性が強いのに、感謝だの応援だの、甘い轟音でネオシューゲっぽくしたくなりそうなテーマ設定が多いのが珍しくかつ面白いと感じる。それと、やたらと牧歌的に感じられるのも印象深い。勢いのある曲が多く原点回帰を目指している印象はあるものの、それを含めて前々作『歩幅と太陽』の流れから大きな変化は無いと思った。前作『心ノ底ニ...』は未聴。ギターの音が大きく、若干声が引っ込んだ音のバランス。大きな音で聴くよう意図されている気がする。

【MV】呼んでいるのは誰なんだ? - eastern youth