New! / Lama


 Number girlSupercar(未聴)の元メンバーが参加しているグループの2011年1枚目。『!』がついてるせいでNeu!のパロディっぽいぞと先入観バリバリで聞いたら無関係でした。6曲目『Cupid』はSo far ver.になっていてFaustなアレンジを邪推させてジャーマンプログレへの邪推をさらに強固にする二段構え。ギターがそこそこ主張する甘ったるいSupercarといった印象。両バンドの要素が綺麗に混ざっていて期待通りの内容に満足する反面、新鮮さや驚きからは遠い。個人的にはもっとNumber girl成分が欲しいというか、ギターと電子音が主導権を奪い合うような混沌さがあっても良かったんじゃないかとも思う。なんだかんだ結構好きで定期的に聴いてたりはする。