Cerulean / Baths
Post-Foetus(未聴)の人の別名義らしい。どちらかというとAnticonリリース、Daedelus人脈の方が興味を引きやすいというか、自分はそっちの流れで買ったアルバム。2010年。1枚目。
Flying lotus系統と思しきアブストラクトな低音強烈なビートに、甘ったるくてキャッチーなメロディを、何故かovalのようなぶつ切りの音飛び状態にしまくって重ね合わせる。グリッチビートは尖ったイメージのものが多いが、本作のそれは、面取りされたような柔らかく丸っこい形で断片化させているのが面白いと思った。
ボーカルも多く導入されており、メロディもキャッチーなのが多く、意外と聴きやすく間口が広い印象。問題はしばしば配線の接触具合を確認してしまうこと。
