Selling England by the pound / Genesis


 ブログ名的に5大プログレぐらい抑えとこう、その3。リーダー格から先にどんどん抜けていったバンドの、5人揃ってた頃のアルバム。プログレGenesisとしては人気のある時期で、自分も『Foxtrot』と本作は特に気に入り。1973年。5枚目。

 大仰なキーボードが目を引く幻想的かつ抒情的なシンフォサウンドで、ファンタジー色が非常に強い。技術面に前作からさらなる向上が見られ、危なっかしさがほとんど感じられなくなった。プログレにしては不安定な演奏はむしろ強みと感じていたので、個人的には残念だったりする。

 また、前作までにあった不気味さがスコンと抜け落ちていて、前作に比べメリハリに欠けている面もあるが、代わりに儚さとか美しさといった部分が強調されていて、差し引きゼロってところだと思う。

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 http://www.youtube.com/watch?v=r0Spl1cOf-o