Islands / King crimson


 ブログ名的に5大プログレぐらいおさえとこう、その1。Robert Frippと愉快な仲間達による4枚目。1971年。『Lizard』と『太陽と戦慄』の間に出たアルバムで、個人的にはこの3枚+『Discipline』がKing crimsonのピーク。

 全体的に室内楽的な雰囲気の、とても綺麗で落ち着いた印象を受ける。それと、個人的には夜と水のイメージが強いアルバムでもある。攻撃的、暴力的な音は2曲目以外は基本鳴りを潜めており、透明感と抒情性の方が際立っている。かなりの部分がインプロに占められてると思うんだけど、不思議とカッチリとした構築美のようなものを感じる。

 表題曲の『Islands』なんかはポストクラシカルに通じるところがあると思う。

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 http://www.youtube.com/watch?v=WNdOACT3asE