Mandaraband / Mandaraband


 プログレの単発的なプロジェクト。1975年。テーマはチベット解放でも、曲調がシンフォなため、バンド名とジャケットは詐欺気味な印象。チベット語で歌っても日本人にはイタリア語やコバイア語と大差ない。

 LPの片面を組曲形式の大曲を費やし、残り半分をバラエティ豊かな小曲で埋める、プログレらしい構成。大曲はスケール感の大きなシンフォで、全編通して朗らかで開放的な印象が強い。ジャズ系列で手数の多いドラムに、HR/HMよりのピロピロしたギターと、かなりテクニカルな印象を受ける。重厚さを犠牲にしてる代わりに軽快さを獲得していて、子気味好いテンポが心地良い。

 抒情的な時は声質やエレピの印象からカンタベリーを、後半パートの攻めてるときの手数の押し込みにELPを連想した。

 MS-proが好み。

 YouTube(音質悪い)
 http://www.youtube.com/watch?v=pP4LDsO47a0