mir / Ott
アンビエントサイケの人のソロ3枚目となる新作。アマゾンMP3しかない。可逆圧縮にしてほしい・・・。
ダブ、民族音楽からの引用が多く、Shpongleをダブ方面に特化させ、少し開放感を持たせたような印象を受ける。前作『Skylon』がアンビエント重視の静かで透明感の強いアルバムだったのに対し、トランスっぽいゴテゴテした装飾や、ダブっぽいリズムが強調されている部分が増えて、これまでになく派手に聴こえる。
この手のジャンルとしては珍しくボーカルを多用しているが、加工しまくっているうえにスキャットな部分も多いため、楽器と大差ない気もしなくもない。
全体的にちょっとゴチャゴチャしすぎてる気がするが、最後の『The aubergine of the sun 』はかなり好き。