Cheer me perverts / Flat earth society
X-legged sally(未聴)のメンバーの一人が中心となっているベルギー産ブラスバンド。2009年。8〜9枚目。ホーンを軸とした15人程度の大所帯で、編成としてはビックバンドに近いと思う。
ビックバンド色が非常に強いチェンバーロック、あるいはその逆といった印象。ホーンセクションがとても華やかで、時折コミカルさも感じさせる一方、大体において変拍子多用かつ妙にウネウネしていて、なんだかちょっぴり気味が悪い。とはいえUnivers zero等の直球チェンバーに比べると暗さや不気味さは薄めに抑えられている。
前半は比較的コミカルな要素が強く軽めでキャッチーな感じ。後半はアヴァンギャルド、フリージャズっぽさが強くなる印象。それと、録音がちょっと悪い気がする。
MS-Proが良い。