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A flock of bleeps / Younger brother

A FLOCK OF BLEEPS

A FLOCK OF BLEEPS

 Simon Posford関係のユニット。1枚目。Benji Vaughanの方は聴いたことない。前半と後半で大きくカラーの異なった構成。

 前半はShpongle、特に2枚目『Tales of the Inexpressible』を彷彿させるアンビエントサイケが展開される。比較的軽快で、アクセントの効いたストリングスが印象的なオープニング曲から徐々にけだるさや閉塞感を増していき、まるで深海に沈みこむようにして、少しずつアンビエントな世界に引きずり込んでいく。『Shpongleyes』から一部フレーズを流用した5曲目『Scanner』を境界に、後半はHallucinogen色の強いウネウネしたサイケデリックトランスに移行。最後は徐々にクールダウンしてフィニッシュ。

 収束から爆発といった極から極への座標移動は伴わず、ベクトルの方向成分のみを収束から拡散へ反転させたような、連続性を維持したまま印象をガラリと変えてくる中盤の流れが個人的にはお気に入り。

 高音から低音まで詰め込みまくり+音場もやたらウロチョロさせていて、オーディオの傾向に合わせて表情を変える能面さんなイメージ。何にでも合わせてきて適応力は高いように感じる。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=sdlbORpRiM8