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Still life / Van der graaf generator


 初めて聞いたときは何が良いのかさっぱりわからなかったのに、いつの間にかプログレ勢の中でも非常に好きな部類に入っていたVdGGの後期の代表作。最初はパッとしない印象だったPeter Hammillのボーカルもストップ高が続いて今ではお気に入り。

 基本的にはホーンセクションを導入している、若干ジャズ要素の入ったプログレで、初期のサイケ、アヴァン色が薄くなって構築性、様式美が強くなった感じのアルバム。直感的にはエモやスロウコアと同じ感覚でVdGG聴いている自分がいて、特にこのアルバムはそのイメージが強い。ネガティブな感情を核にしていて、ゆったりとしたテンポをあまり変化させることなく静寂から激情へシフトする構造など結構通じる部分があると思うんだが、気のせいかもしれない。

 最後の曲の終盤はカンタベリーというかHenry cowっぽくなってハミルのボーカルとの組み合わせが結構面白いと思った。