Udu wudu / Magma


 フランスのプログレバンドというよりハマタイのネタ元であるMagmaの中期から後期あたりの作品。

 1曲目の表題曲こそ、次の『Attark』を連想させる軽快な曲調だが、他の曲は重量感のあるリズム隊に悲鳴のようなシンセ、コバイア語なる怪しげなオリジナル言語を駆使した、重くて暗くて不気味な儀式めいた反復ミュージックという従来のスタイルの転換点と思しきアルバム。

 マスタリングの関係もあるのかもしれないが、ベースとドラムの権力がピークに達した時期でもあり、リズム隊二人の存在感が半端ではなく、完全に主役になっている無茶なバランスに痺れる。ベースの音がでかいバンドは数あれど、ギターよりでかいベース音という一種の到達点に達している事に何も疑問を抱かず、俺の方が目立ってやるぜとシンバルを乱打するドラム(リーダー)の潔いバランス感覚に憧れる。

 Magma初体験ということもあって結構思い入れが深いアルバム。

 MySpace
 http://www.myspace.com/magmaofficial