Phantasia / Lite

Phantasia

Phantasia

 マスロックとポストロックの中間的な立ち居地でフラフラしている日本のインストバンドLiteの2枚目のフルアルバム。今回はかなりマスよりな印象。

 特徴のひとつであったメロウで湿った曲調が大幅に減衰し、鋭角的で乾いた音が増えたのと、ベースがこんなに自己主張するバンドだったっけ? というのがアルバム全体のざっくりした印象。

 前作もそうだったけど、常にSleeping peopleの影が見え隠れしているいうか、変化の仕方も含めてSleeping peopleっぽい要素が多いなと感じるのは気のせいだろうか。とはいえ轟音ポストロックやってみたり、綺麗形ポストロック試してみたり、80年代リヴァイバルを取り入れたりと、良く言えば貪欲に、悪く言えば無節操に色んな要素を取り入れているのは日本のバンドっぽい。

 相変わらずどこまでも真面目で上品なのが、長所でもあり、短所でもある。アヴァン要素が皆無なのもストイックで堅苦しい印象を受ける一因かと思う。

 MySpace
 http://www.myspace.com/liteband