13 & God
- アーティスト: 13 & God
- 出版社/メーカー: Anticon
- 発売日: 2005/05/03
- メディア: CD
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乾いた無機質な音による暗い雰囲気が支配する中、時々光が差し込むよくあるパターンのエレクトロニカが基調になっているようには感じつつも、そこにロックとヒップヒップが結構な割合で混ざっているせいであんまりニカっぽくない。時々思い出したようにDoesOneが抑揚の少ない呪文的なラップをかぶせつつも、この手の音楽だとラップに悲痛な感情が込められていることが多い印象の中、あくまで淡々と歌い上げているため、暗さ控えめで退廃感が強い。
個人的にはスマートすぎるように感じられ、もうちょっとギラついてる方が好みなんだが、そうすると他のDoesOne関係のプロジェクトとの差別化が弱くなるしで難しいところ。ヒップホップに飽きてきたけど離れきれないような時に聴くとちょうど良い喉越し。