Imagination / クラムボン


 日本のギター不在3人組のユニットの2003年たぶn5枚目で個人的には2017年時点でも最高傑作。前作『id』がこれまでの流れを無視して一気にエレクトロニカに振り切れたアルバムだったのでバランスを取ったら、結果ポストロック色が強くなったって感じの印象。根っこの部分は相変わらずポップスなのでそれなりにキャッチーだし、基本的にはボーカル主体の範疇ではあるけど、初期に比べると確実にボーカルの比重が落ちてるけど、自分はこれぐらいのバランスが好み。また、前作『id』では少なくなっていた軽やかで疾走感を感じる曲が結構多くて嬉しい。個人的には『まちわび まちさび』に近いと思っている。