13 & god

■ 13 & God

13 & God

13 & God

 ThemselvesとThe notwistによるプロジェクト。The notwist色が強いらしいけどあいにくこっちはまだ聴いてない。冷たくて機械的な質感はThemselvesには無いものだし、Anticon勢というよりはsosoあたりに近い方向性なのかなってのが現時点での印象。

 乾いた無機質な音による暗い雰囲気が支配する中、時々光が差し込むよくあるパターンのエレクトロニカが基調になっているようには感じつつも、そこにロックとヒップヒップが結構な割合で混ざっているせいであんまりニカっぽくない。時々思い出したようにDoesOneが抑揚の少ない呪文的なラップをかぶせつつも、この手の音楽だとラップに悲痛な感情が込められていることが多い印象の中、あくまで淡々と歌い上げているため、暗さ控えめで退廃感が強い。

 個人的にはスマートすぎるように感じられ、もうちょっとギラついてる方が好みなんだが、そうすると他のDoesOne関係のプロジェクトとの差別化が弱くなるしで難しいところ。ヒップホップに飽きてきたけど離れきれないような時に聴くとちょうど良い喉越し。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=2RCSIp0xIW4

2009/01/15 


■ Live in Japan

Live in Japan

Live in Japan

 The notwist + Themselvesな13 & Godのライブ盤。なぜか音源は日本公演のものを使用。13 & Godは最初に聴いた時はこんなものかな程度の印象だったけれど、ちょこちょこ聴いているうちにすっかり虜になってしまい、他に音源が無いからライブ盤にまで手を出してしまった。

 最後のアンコールでThemselvesの曲を演っている以外に目新しい曲は無いが、どこまでもクールだったスタジオ音源に比べるとかなり感情的でダイナミックな表現が目立ち、かなり印象が違う。その印象は後半になるほど強くなり、締めの『Superman on ice』では轟音ポストロックばりの静と動の対比を見せてこういう方向性のバンドだっけという戸惑い3割うれしさ7割。

 アンコールもサイケデリックなアレンジが効いていて良かった。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=hG08anKTA8A

2009/04/27 


■ Own your ghost


 Amazonに長いこと待たされてやっと聞けたよ13&Godの新譜。2nd。2011年。他のCD溜まってるのにアホみたいに繰り返し聴いてる。

 ラップを取り入れたニカ、ポストロックな基本姿勢は変化無し。一層ロック寄りになるかと予想してたが、最近のThemselvesの傾向を踏襲してか、むしろヒップホップっぽさが増した印象。全体的にラップ、ひいてはボーカルの主張が強く、前作よりもキャッチーで軽快になったように感じる。

 基本暗い雰囲気の中、時々さわやかになる躁鬱の振れ幅が増し、喜怒哀楽の感情が出てきたように感じられたりとミクロなレベルでは結構変化している印象。6曲目『Et tu』がハンマービート、クラウトロックなリズムな曲で、今までに無い感じで新鮮だった。一番好きなのは3曲目だけど。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=yHOm8wPxN6I

2011/07/31