Zammuto

■ Zammuto


 The booksの人が中心となっているらしい。2012年1枚目。好みドンピシャな当たりのアルバムだった。

 サンプリングやサウンドコラージュを取り入れたポストロック、インディーロック系の音。基本的な方向性はThe booksと同じだと思う。The booksの『The way out』の路線から、さらに明るくコミカルな方向に推し進め、バンドサウンドの比重が高くなった印象。大きな違いは、ボコーダーかけた女性ボーカルが終始参加している点。その辺の影響か、凄くポップになったように感じる。

 前半はキャッチーで躍動感のありポップで聴きやすく、やや前衛的、攻撃的な曲を経て、サイケ色がやや強い落ち着いた曲で締める流れ。基本的にはどれもグリッチのぶつ切りや打楽器の目立つ、リズム面を強調した曲調。

 YouTube 
 http://www.youtube.com/watch?v=RZk5UrHBwXw

2012/08/03 

■ Anchor


 アメリカの4人組で、The booksの人が参加しているバンド。2014年2枚目。

 The booksとは違い、コラージュは少なめで、加工した女性ボーカルとシンセ音の目立つバンドサウンドが主体。ただ、前作『Zammuto』がにぎやかで動的なイメージが強かったのに対し、今作は透明感の強い静かなアルバムになっている印象。ボーカルもささやくような歌い方が中心になり、良くも悪くもおとなしくなったと思う。一応、M8『IO』みたいに派手な曲をあるけれど、アルバム全体の中ではむしろ浮いているようにさえ感じる。

 前作が『The way out』からの流れの延長にあった気がするのに対し、初期のThe booksの雰囲気に戻ったような感じかなと思った。

 YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=O4hbMkcatAY

2014/12/09