Umphrey's mcgee

■ Anchor drops


 プログレメタル色の強いジャムバンドの3枚目。2004年。手持ちだとこれが一番古いアルバム。

 以降の作品に比べるとプログレメタル色が非常に強い。ボーカル控えめインスト主体の構成で、無駄にテクニカルで、めまぐるしく展開が移り変わる。なんかKansasぐらいの音の軽さで、Dream theaterみたいにテクニックをことさら主張しているような、そんな印象。また、以降の作品に比べ唐突な展開の変化が多いのもプログレっぽさを感じる一因だと思う。

 個人的に最初の方は微妙で、プログレメタル化が著しくなる5曲目あたりからが好み。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=Az0T8evwAI8

2011/05/10 




■ Mantis


 2009年作品で現時点では最新作。スタジオアルバムとしては6枚目ぐらい。

 プログレ要素の強いロックが土台なのは相変わらず。ただしバラエティ豊かだった前作『Bottom harf』とは対称的な方向性。今作はロック色がとにかく強い上、終始ゆったりしたテンポで進むため、重量感や粘度が強い印象を受ける。良くも悪くももっさり感が凄い。また、これまでになく統一感が高いためコンセプトアルバムのようにも見えるが、個人的にはやや単調な気がした。

 やってることは違うけど、変化としてはThe mars voltaの2ndから3rdへの流れに近いものを感じた。

 それと、最後の曲「1348」だけやたらと軽快で若干浮いている気がする。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=0sVDPo_igjA

書き直し 2011/05/12 
2009/08/23 


■ Death by stereo


 アメリカの6人組のプログレ色の強いジャムバンド。2011年7枚目ぐらい。

 KansasやRushみたいなプログレハードの要素が多めに入った、カラッとしたメリケンな感じのハードロック。前作『Mantis』のサイケ、プログレに特化したハードな路線から大きく揺り戻して平常運転に戻ったように感じる一方、4曲目『Booth Love』や8曲目『Deeper』あたりは大人しいBaker brothersみたいな印象のソウルやファンクあたりが入ってるような曲調で、これまでのUmphrey's mcgeeには無かった感じでそこそこ新鮮でもあった。

 40分強とこれまでに比べると短めの収録時間だが、個人的にはこれぐらいの長さが好み。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=3SwFSAGPgWw

2013/08/02