Rovo

■ Imago


 山本精一関係の日本の人力トランスバンド。1999年1枚目。

 ツインドラムによる水増しされた手数を最大限に活用している、過密パーカッションを特徴としたインスト。基本テンションあがる方向へのトリップ感を意図していているように感じる。

 初期の作品ということもあってか、手持ちの他のRovo作品とは少し毛色が違うような気がする。バイオリンがあまり前に出てこず、起承転結が抑えめでミニマルっぽさが強い。全体的に淡々とした印象を受ける一方、音の方はグリッチっぽい電子音があるかと思えばダブっぽかったり民族音楽っぽかったりと、試行錯誤中という印象。

 Rovoとして聴くと、期待するよりも若干盛り上がりに欠けてちょっと違和感がある。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=Og7xCePczso

2013/01/31 


■ Condor


 山本精一関係の人力トランスバンド。2006年。6枚目ぐらい。今の自分の音源だとこれがRovoの最新作。

 全3トラックだが、主題も最初から最後まで統一されているし、実質1曲みたいなものらしい。内容的にはいつものRovoと大きく違うわけではなく、チルアウト気味のゆったりした序盤から、徐々に音数とBPMが増大していき、トランス状態へ遷移させていく。

 大きな特徴としては、アルバム1枚使って起承転結を作っている点。起承転結の一つ一つにたっぷりと時間を費やしているため、スケールは大きい反面、結構かったるかったりもする。自分の場合は聞くのに心構えが必要だったりするので、正直『Mon』とかの方がとっつきやすかったりもする。

 手持ちのRovoの音源の中ではクラウトロックっぽさが比較的強いような気がする。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=mQ-R2SBHj_I

2012/04/17