Quella Vecchia Locanda

■ Quella Vecchia Locanda


 イタリアのプログレバンドの1st。個人的には巷で評価の高い2ndよりもこっちの方が好き。

 わりと攻撃的なバイオリンとフルートが最大の特徴。ギターがハードロックな感じで荒々しく、Jethro tullからフォーク色をごっそり間引いて、クラシックからフレーズをまんま引っ張ってきてそうな、いかにもなシンフォサウンドの衣をまとい、イタロらしい情熱と土臭さでカラッと仕上げればいっちょあがり。

 次作『Il tempo della gioia』に比べるとロック色が強く、勢いにまかせている印象を受ける。また、あまり融合することなく、シンフォとロックとの間に斥力のようなものが働き、互いに分離したままの状態で共存しているよう無きはする。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=759xI0oB9qU

2009/10/20 


■ Il tempo della gioia


 イタリアのプログレバンド。1974年2枚目。

 典型的なイタロって感じの熱量の高いシンフォ系統のプログレバイオリンの主張がわりと強く、全体的に弦楽っぽい印象を受ける。前作『Quella Vecchia Locanda』に比べ、ハードロックな激しいギターが減ってたりして上品になった一方、少しおとなしくなったようにも感じる。

 基本的にはクラ路線で統一しつつ、後半の方ではジャズっぽさを出したり前衛っぽさもあったりと、引き出しは広い方だと思う。ただ、30分程度の短めな収録時間に詰め込んでいるせいもあってか、やや散漫な気がする。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=7vkmnZ5TWFY

2013/03/03