Om

■ Variations on a theme


 ベースとドラムという特徴的な編成をした、アメリカの2人組のドゥームメタルバンド。2005年1枚目。最近のアジア臭の強いアンビエントな作風とは別物。

 ギター不在のため、代替でベースに極端なディストーションを施して粘度高めというかいわゆるスラッジな音を作って主役化し、アルバム単位で終始同じようなテンポで同じようなリフを永遠と繰り返すかったるい作品。メンバー的にはSleepからギターが抜けただけということもあり、ぶっちゃけSleepの『Jerusalem』の延長線という印象。

 ボーカルを無感情で淡々とした感じに変わったのが『Jerusalem』との大きな違いで、より単調でストイックな印象になり、以降の解脱路線に通じる流れができている気がする。とはいえSleep時代との差別化が不十分な感は否めず、個人的には最近の作品の方がOmとしては好み。

 http://www.youtube.com/watch?v=Tk9cwB2syB4

2013/06/15 



■ God is good


 アメリカの2人組のドゥームメタルのグループ。2009年4枚目。前作からメンバーが一人変わっているらしい。

 手持ちが1stから飛んでコレになるってのもあるけれど、それを差し引いてなお変化は大きいと思う。暗くストイックな反復と無感情なボーカルといった要素を残しつつも、ディストーションを効かせたベースがおとなしくなり、シタールなどの楽器も取り入れて、仏教的な宗教臭さが色濃くなった印象。Grailsみないな方向性になったという思ったら、新メンバーがGrailsの人だった。

 20分強のメインの大曲が一つと、その他の細かい小曲集というなんだけど、後半の小曲は若干とっちらかった印象を受ける。

 YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ZXEQCZg4Nns

2014/12/04