Nomad

■ Lemon tea


 ベルギーのヒップホップの人。2006年1枚目。

 フォーク要素の多く入ったヒップホップで、高めで線の細いボーカルの質感もあって全体的に緩くて弱々しく、ギャングスタラップの対極いみたいな印象のアルバム。

 ラップと普通に歌っているのが半々ぐらいで、全然ラップが無くて残念な事になっていた次作『Cats and babies』に比べると、求めていたものに十分合致している本作の方が好き。

 12曲27分と曲の一つ一つが短く、わりとあっさりとした印象。暗くてだるいんで、これぐらいの長さで丁度良いのかもしれない。

 YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=jAHaXc0t-KU

2015/03/29 



■ Cats and babies

 ベルギーのヒップホップ・ユニットCavemen speakのメンバーのソロの2nd。ラップはZuccini drive(Cavemen speak + Stacs of staminaなサイドプロジェクト)によるリミックス以外ではお目にかかれず、ほとんどフォークとかシンガーソングライターとかそっち系な印象。

 声質に癖があって好き嫌いがはっきり分かれるタイプだと思う。個人的には今にも空腹で倒れそうに足をプルプルさせつつも必死で立っている誇り高い犬のような歌声はかなり好みと、妙なたとえで煙に巻く。言葉で表現しにくいんだけど、なんというかプルプルした声って感じ?

 アコギなどの生音と電子音を融合させてトロニカしつつも、リズムは強くハッキリと、それでもって陰鬱で暗くて温度の低い曲調ってのが標準。適当に暖かみがあって救いがあるのもお約束。

 わりとヒップホップしてるらしい1stも聴いてみたいんだけど店に置いてない。アマゾンかな……。

 Youtube
 https://www.youtube.com/watch?v=UQlOrjPOexg

2008/12/13