The mars volta

■ Amputechture


 At the drive inの解散、分裂した後、どんどん複雑になっていったほう。3枚目。2006年ぐらい。手持ちだとこれが一番新しい。前作よりサイケデリックになった印象。

 King crimsonあたりから影響を受けたっぽい、複雑な構成のもとに即興やら変拍子やら、プログレっぽい感じで凄く難しいことをしている気がする。けれど妙に単調な印象を受ける不思議なアルバム。曲自体には緩急がついてるんだけど、緊張しっぱなしで緩む場面が無いのが一因だと思う。とにかく最初から最後までシリアスで重くて退廃的でけだるくて、そしてなんか粘っこい。

 プログレメタルに通じる、CD収録時間限界までギッシリ詰め込んだ構成がしんどく、半分あたりでアルバム一枚分の満足感を得ると共に、まだ半分ある事にげんなりする。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=2KN87aObBOY

2011/08/20 


■ Octahedron


 アメリカの6人組ぐらいのロックバンド。2009年5枚目。

 プログレみたいなインプロ混じりの複雑でテクニカルな構成と、暑苦しいぐらい情感たっぷりな熱量を持った、良くも悪くもとにかく疲れる音楽ってのが個人的なThe mars volta像なんだけど、今作では前者がスッポリと抜け落ちている印象。一部の例外を除きボーカル中心のゆったりとした、バラードというかサイケデリックな曲調で占められ、突飛な転回も少なく、初めて聴いたときは正直拍子抜けした。

 けだるさと暑苦しさが混在している感じが相変わらず独特で面白くはあるんだけど、個人的にはThe mars voltaに期待しているのと少し違うので、他のアルバムを優先して聴いてしまいがち。

 それと、ダイナミックレンジがかなり広くて大音量で聴くことを要求される。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=s2itoyvCJdQ

 
2013/03/14