King crimson

■ Lizard


ギリスのプログレバンドの3枚目。

 他のアルバムと違い、ジャズの要素や即興性を取り入れたロックという、King crimsonの既定路線であるという点以外はこれといった特徴が無いアルバムで、曲単位でも特別キャッチーな曲やインパクトのある曲が入っているわけでもなく、ひたすら地味な印象。

 でも、個人的にはKing crimsonの中でも結構好きなアルバム。手持ちの音源の音質があまり良くないのが気になる。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=8Z4Aw_ECa44

2014/04/20 


■ Islands


 ブログ名的に5大プログレぐらいおさえとこう、その1。Robert Frippと愉快な仲間達による4枚目。1971年。『Lizard』と『太陽と戦慄』の間に出たアルバムで、個人的にはこの3枚+『Discipline』がKing crimsonのピーク。

 全体的に室内楽的な雰囲気の、とても綺麗で落ち着いた印象を受ける。それと、個人的には夜と水のイメージが強いアルバムでもある。攻撃的、暴力的な音は2曲目以外は基本鳴りを潜めており、透明感と抒情性の方が際立っている。かなりの部分がインプロに占められてると思うんだけど、不思議とカッチリとした構築美のようなものを感じる。

 表題曲の『Islands』なんかはポストクラシカルに通じるところがあると思う。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=WNdOACT3asE

2011/06/16 


■ Red


 イギリスのプログレバンド。1974年3枚目。メンバー3人とKing crimsonのアルバムの中でも編成が最もコンパクト。でもゲストは結構参加してるようで楽器は多彩なので、編成的には特に変わった印象は受けない。

 メタルへの接近と、終始退廃的で虚しさ漂う崩壊前な雰囲気を特徴としたアルバムだと思う。鈍くて重いギターリフと破壊的なドラムが印象的で、インプロ要素が少ない事もあってか、全体的にとっつきやすいように感じる。前半3曲はメタル色が強くてとっつきやすい感じの曲調。即興性の強い4曲目を経て、壮大な終曲を迎える構成。

 名盤らしいけど、しっくりこなくてあまり聴いていないというのが本音。久しぶりに聴いたらわりと良いアルバムだと思ったけど、他のアルバムの方が好き。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=wfwy0BRBc5g

2012/09/19 


■ Discipline


 プログレバンドの81年のアルバム。前作『Red』で一度解散したものの、メンバーを適当に変更して再結成。コンセプトが変わっているので別名義による1stとして聴いた方が、たぶん自然。

 ポリリズムを多用したミニマル色の強い曲調が主となる。ギターの音は軽くなり、感情の起伏や即興要素は控えめに、機械的に淡々と役割をこなしている印象。

 軽快でリズミカルな曲の間に、くどいバラードや解散前のようなハードな曲、インプロっぽい曲を挟んだ構成に緩急をつけているため、単調さや反復のくどさといったものはそれほど感じない。反面、この手の音楽特有のトリップ感も弱めのため、一長一短かなと思う。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=bO2BIf12xnQ

2012/05/16