Gentle giant

■ Acquiring the taste


 1971年。2枚目。自分にとっては初めてのGentle giant。GGので一番好きなアルバムで、唯一すぐに気に入ったアルバム。

 GGのアルバムの中でも特に静かで退廃的な、ダウナーな面が強く出ていて、総じて暗い印象を受ける。また、終始不気味な雰囲気で一貫していてチェンバーロックっぽいと感じる。弦、管、打楽器と、クラっぽい楽器が多数出ては引っ込んでいくんだけど、シンフォっぽさはそれほどでもなく、ロック色も薄め。煙に巻かれているような感じで、どうにもつかみどころがない不思議な雰囲気。

 両極端なボーカルの対比が印象的かつ魅力的。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=WRS8EC6dL4I

書き直し 2012/05/15 
2009/03/22 


■ Octopus


 イギリスのプログレバンド。1972年4枚目。

 初期で主に管楽器を担当してたPhil Shulmanと後期ドラムのJohn Weathersが会合する唯一のアルバム。その辺のメンバー的な事情もあってか、初期の楽器の多彩さやシュールな雰囲気と、後期の勢いの良さやドライな陽気さの両方の要素が感じられる。Gentle giantっぽさが全部含まれているけれど、過渡期の作品というか少し中途半端な気がするってのが個人的なこのアルバムの印象。

 また、最後の曲以外すべて5分未満でまとまっていてプログレとして見ると非常にコンパクトにまとまっている。また、どちらかというと流れで聴くというよりは曲単位で聴くアルバムな気がする。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=yUpREizsftU

2013/03/31 


■ Interview


 イギリスの5人組のプログレバンドの、7か8枚目ぐらい。1976年。中期と後期の境目あたりの時期。

 前作『Free hand』からさらにポップになったというか、音が軽くなり毒気を抜かれたような印象。そのわりに、巧妙に隠していた曲の複雑さが比較的わかりやすく表にでちゃってる気がするため、結構変態度が高いようにも思う。何度も聴いてるので麻痺しているだけかもしれんが。

 曲単位で印象がガラッと変わり、カラフルな印象を受ける反面、若干とっちらかっていると感じることもある。

 昔は薄味に思えて微妙だったんだけど、最近はかなり印象が良くなってたりする。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=cv8VZbHhq48

書き直し 2012/05/12 
2009/02/15 


■ The missing piece


 イギリスのプログレバンドの後期のアルバム。1977年。時流に従い、脱プログレを意図して、従来のファンからそっぽを向かれ始めた時期。

 前半が特に顕著なんだけど、フレーズ等の細かい部分で従来のGentle giantっぽさをある程度残しつつも、一気に垢抜けて俗っぽくなってしまった印象を受ける。多彩な楽器やキーボードは控えめになり、印象に残りやすいギターリフに、強く主張するボーカル、派手でキャッチーな曲調など、色々な部分で直接的になったように感じる。

 これまでの作品よりはシンプルになってはいるけれど、よく聞くと無駄に複雑で、曲によってはわけわからんことになっているのは相変わらずだったりする。

 好きな曲もあるけど、一部の曲に対しては今でも苦手意識が抜けない。

 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=GrOvehhsn8c

2012/05/11