Area

■ Arbeit macht frei


 イタリアのジャズロックプログレバンド。インターナショナルポピュラーグループを自称する自傷癖有り。1973年1枚目。
 民族音楽を取り入れたジャズロックで、技術的にも凄いなと思いつつ、それ以上に熱量の大きさに注意が向く。以降のアルバムとの大きな差異としてホーンの存在感が大きいことがあり、以降の作品よりもロック薄めジャズ濃いめな印象がある。また、ビブラートをぐらんぐらんに揺らし過ぎて大道芸になってるボーカルの存在感が凄いんだが、それでも以降の作品に比べるとおとなしめで、インストの比重が高いように感じる。
 1曲目だけ牧歌的な仮面を被った民族音楽およびボーカル要素の強い曲で、アルバムの中でも異質な曲。他はホーンを主体としたインストで構成されている。個人的には前者の方が好み。
 YouTube 
 http://www.youtube.com/watch?v=kj1P7S47eZQ
2012/07/18 


■ Caution radiation area


 イタリアのプログレバンド。1974年2枚目。ホーン隊が抜けた編成的な面も含めて前作『Arbeit macht frei』からかなり印象が変わった。
 基本はテンションの高いジャズ系のプログレ。Areaの作品の中でもボーカルの影が薄くインスト中心。また、シンセの使い方がノイズやインダストリアルっぽく、さらに後半はインプロ色も強まって、前衛的というかドイツっぽさを結構感じる。
 前半から後半に向かうにつれて、どんどんと実験的な要素が増えていき、最後にはノイズと化す。イタロだと思っていたら、いつのまにかジャーマンサイケになってましたという、なんだか狐につままれたようなアルバム。
 YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=4QdAEKlpVQg
2013/02/06