Keep on / uchuu,

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日本の4人組のロックバンドの2017年ミニアルバムとして3枚目ぐらい。5人組だったはずだけどキーボードの人が抜けた模様。その割には内容的にはこれまでよりも電子音楽的な要素が増えてデジロックというか、ダンスミュージック的な印象が強くなったように感じる。それと基本パワーポップ調でかなりキャッチーではあるものの、これまでに比べボーカルの比重とテンポが落ちて相対的におとなしくなっている。個人的には!!!を『Myth Takes』から2枚すっ飛ばして『As if』を聴いた時と同じような困惑を受け、ある程度の暑苦しさを期待してたら真逆なクールなのが飛び出してきて最初はちょっと肩透かしを受けた。これはこれでアリだし煮詰まってきてる感があったとも思うけど、なんかモヤモヤしてしまう。

 

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Bahamas fest 2017 感想(抜粋)

存在を知りつつも様子見をしていたマスロックを中心としたバンドが揃うイベント、通称マスフェスをついに体験する。2ヶ所を往復するだけのため、入場規制等は読みやすいけど、新宿Motionの位置エネルギーの高さから頻繁い移動するのは少し躊躇してしまう。それと駅周辺で盛大に迷ってloqtoと5kaiが見れなかったのが悔やまれる。

 

東京塩麴

数日前のワンマンでの不満をブログでぶちまけて、完全とは言わないまでもある程度気持ちをリセットして見れた東京塩麴は期待通りで、参加型Steve Reichまで楽しめました。でも事実上時間オーバーしてるのは印象良くない。納期は守りましょう。それと次のワンマンはオールスタンディングにしてかつそれを明記してほしいです。

 

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Verse / People like you

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アメリカの5人組のマスロック、インディロック系のバンドの2017年2枚目。けしかんらん。手持ちの中の印象だと初期Maps & AtlasesとGDJYBの中間的な内容に少しAmerican football(ホーンが入ってるだけな気もする)を混ぜたような印象。マスロック的な手数過多のピロピロしたギアーに素っ頓狂なリズムと構成を盛り込みつつも、脱力系の男性ボーカルとフォーキーな女性ボーカルが入って全体的に緩くポップに仕上がっている印象。個人的にガチガチのマスロックはあまり好みではなく、こんな感じで一要素として適度に混ざってる方が好き。それと昔は苦手だったホーンの音が最近好きになってきてるのもあって好印象。

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ライブの感想(9~10月)

一部ただの愚痴。非公開のままの方がいいんだろうけど公開されることで発散されるストレスもあり、マスフェスの時に割り切れるようにするための儀式でもある。

 

Telefon tel aviv(Live space conpass)

東京公演が出張で潰されたけど出張先で突撃できたのが不幸中の幸い。音響的にも良くてそこそこ楽しかったけど、やっぱりバンドのライブの方が好きだなと思った。高音質+大音量なのは魅力的だけど、再生環境にそこそこ金を掛けている事もあって周りのギャラリーがうざったいとかまで含めると家でflac垂れ流せば音質面の優位性は薄いんだよな。 


 

toconoma + neco眠る + H zettorio(梅田クラブクアトロ)

本命toconoma、対抗neco眠る、おまけH zettorioの心構えで行ったら、周りと温度差があって困惑。toconomaは何回か見てるから概ね期待通りかつワンマン売り切れがちで見れるときに見ときたいからそこそこ出演時間長くてラッキー。neco眠るは音源で想像してたのより淡々として職人的だったのが意外だった。ただしベースの人を除く。ベースの人だけやたら動き回るから視線誘導が半端ないぞ。H zettorioは予想通り凄いけどギターかボーカルが欲しいという、Fox capture planやMouse on the keysの時と同じ感想でした。

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